ねこは青、子ねこは黄緑 共感覚者が自ら語る不思議な世界
パトリシア・リン・ダフィー(著)
価格:¥1890
★この書籍は鴇家楽士さん♂からご紹介いただきました。以下は推薦文です。なお、鴇家楽士さんのサイトはこちらです。
「共感覚」とは、文字に色が見える、音に手触りを感じる、痛みから不思議な映像が浮かぶ等のことが、比喩ではなく起こる、五感のうち二つの感覚が同時に働く知覚様式のことです。そのような感覚を持つ人たちは「共感覚者」と呼ばれ、データには諸説あるようですが、この本の文中では「二千人に一人」の割合で現れるとされる、稀な神経現象であるらしいです。これに関しては、定義付けの問題や、研究者による見解の違い、また、共感覚を持つ人たちは、周囲の理解が得られず、齟齬が生まれ、人にあまり語りたがらないということもあり、データに偏りが出るようです。ランボーやナボコフ、スクリャービンなど、多くの詩人、作家や音楽家、画家も共感覚者であったといわれています。共感覚者が語る不思議な世界――まさに、「あなたと私の見ているものは同じですか?」ということを、考えさせられる一冊です。
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